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台本(初稿)アップしました!

趣向HP更新しました。

オノマリコが書いた「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」の初稿がダウンロードできます。
読むと、より上演が楽しみになる。そんな戯曲です。

国松里香様より美しい戯曲評をいただきました。
よろしければお読みくださいませ。

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このような場所にいたことが、あったかもしれないと思いました。
場所というのは得てして、時間と限りなく同義です。
こういう時間の中にいたことが、あったかもしれないと思いました。

学校は不思議な場所で、
ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらずを、
そのまま体現しているところです。
特定の年頃の人々だけが何十年もそこにはいて、でも人は入れかわり立ちかわる。
登場人物の抽象的な名前と、些事に具体のある会話とが、
その感じをよく表しているように感じられました。

学齢の期間はいま思えば、地球の公転が立場に直結する、
やけに厳密に時間に支配された年月でした。
1年生2年生3年生と学年が進み、中学生高校生大学生と所属が移る。
けれど、身体的成長期を終え、
かつ学校外にも様々な事象がある高校と大学の期間は、学校内はエアポケット。
水の流れにかかわらず川は存在し、時の凄まじい流れに身を浸しているにもかかわらず実社会から隔絶された、
永遠と無常の共存する場所です。
年若い女性たちの永遠と無常が、美しく描かれた戯曲でした。

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台本はこちらでご覧いただけます。
本公演ではこの初稿を4稿まで磨いたものを上演します。お楽しみにお待ちください。
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